イジメ1
私は幼稚園に通う小さな時から、絵を描くのが大好きでした。
お絵描きの時間なんかは、先生に
「すごいね!とっても上手!」
とよく褒められて、そんな言葉を聞けばさらにやる気の芽が出て黙々と絵を描く事に集中できました。
今ではあまり時間もなくて絵を描くことも減りましたが、あい変わらず何かを描く事は好きです。
ただ、その絵の時間にいつも嫌な思いをする出来事が毎回ありました。
「ヘタクソ、へんなのー」
いつも横で、私の描いた絵をみてそんな文句を言ってくる女の子がいました。
その名はKちゃん。
Kちゃんは私の1つ上の女の子で、いつも何かと私のやる事にケチつけてくるような子でした。
朝から母に髪を結ってもらい付けてもらったお気に入りのリボンを見て
「可愛くないね」
と言ってきたり
1つ下の私が机に椅子を上げられない姿を見て
「こんな事もできないんだ、バカだね」
と言ってきたり。
幼い私はとても嫌な思いをしていたのを今でも覚えています。
それが、人生で初めて経験したイジメでした。
小さな頃はイジメなんて言葉も知らなくて、いつも嫌な事言ってくる奴いるんだけどなんでかな?っていう疑問が頭の中にモヤモヤとして存在しているだけでした。
「Kちゃんがいつもリボンが変っていうから
もう付けていきたくない。」
母にそう話すと、一瞬怖い顔をしたかと思ったら笑顔で
「それは、〇〇(私)が可愛いからKちゃんやきもちやいてるんだよ!
リボン変じゃないし、可愛いよ。」
母はそう言ってくれましたが
だけどまた傷付く事を言われるの嫌だしもう付けて行きたくないのが本音でした。
小学校に上がり、またもや心ない事を言ってくる人がいました。
今度は男の子でした。
ブスだと直接何回も言われた事があり
その時私は影で泣きました。
そしたら、当時医者の息子だったJくんが激怒してその男の子をボコボコに
ブスだと罵ってきた男の子は大泣きしてしまいました。
びっくりしてしまって、Jくんには御礼も何も言えずじまいで時が過ぎ
中学校に入学した時にはJくんの姿はもうありませんでした。
違う中学校に入学した事を知ったのはそれから数ヶ月かたった頃でした。
Jくん、あの時はありがとう。
中学校に入り、またもやイジメとゆうものに境遇する事になるのですが
私はどうやら生きていく中で波乱に巻きこまれる事が多いようです笑
中学生になるとだいぶ大人に近づいてきているので、やる事も意地汚くなってきます。
ただ、中学校の時なぜ私がイジメにあったのか
それは友達だったTちゃんを助けようとした為でした。
Tちゃんから私は相談を受けてました。
Mちゃんからイジメをうけていると。
内容は無視されてるとかそんなような事だった気がしますが、なんせ20年以上前の事だから記憶が曖昧になってしまってますが確かそんなんだったような気がします。
それで、正義感たっぷりの私はMちゃんにそうゆうのは良くないと話をしたわけです。
次の日から私はそのグループから外れて1人ぼっちになりました。
Tちゃんは、何も無かったかのような態度。
おそらく、またイジメられるのが怖かったのでしょう。
結局私はそのグループに戻る事はありませんでした。
当時はかなりショックを受けたのを覚えています。信頼してた友達に裏切られたのですから。
それから私は、Hちゃんという子とよく一緒にいる事が増えたのですが
Hちゃんはてんかんもちで、一瞬気を失う事がありその都度
私はHちゃんの目を覚ましてあげる役目をしてました。
当時、MちゃんはHちゃんの病気の事を気持ち悪いと罵ってました。
卒業数年後、Mちゃんは甲状腺の病気にかかり薬の副作用で顔がパンパンになってるという話を聞く事になるとは思いもしなかったですが。
最後にMちゃんに会ったのは車校でした。
昔、色々ありましたが久しぶりに会った時
お互い笑顔で久しぶりだね、と。
一緒に試験場にも行きました。
Mちゃんは昔に比べると病気したのもあってか膨よかな体型になってました。
わりかし性格も落ちついたかのようでしたが
お互い過去を語る事はありませんでした。
彼女は車校で会った当時、何を思っていたのか。
どんな風になってもおそらく私の過去の傷は消える事はないでしょう。
もう、恨んだりはしてないですが。
中学校を卒業し、高校に入り
またイジメに巻き込まれる事に。
ほんとに、私は波乱ばかり笑
だけど、今の自分も人生も悪くない。
むしろ今まであった事を経験したからこそ今があるわけなのですべてにおいて感謝でいっぱいです。
話の続きは次回に持ち越します。
イジメに悩んでる人、辛い思いされてると思いますが無理なら逃げてもいいんです。
あなたは1人ではないですから、、、
私はいつも1人ですが笑
でも、大切な人はいます。
だから、大切に思ってくれる人や私を認めてくれている人を私は大切にしていきたいですね^ ^
皆様が幸せになれますように^ ^